「温めるの?冷やすの?」



 しばしば受ける質問。


 原則は・・・

 「熱もって腫れていたら」、「急性期は」冷やす。
 「熱感がひいたら」、「慢性期は」温める。

 と教えられる。


 でも原則通りいかなかったりするのが臨床の世界。


 実際、急性の腰痛など温めた方がいい場合の方が多かったりする。


 間違いがないのは・・・?。


 「あててみて気持ちいい方が正解。」


 その人のその時点で、身体に必要な刺激は身体に聞くのが
 どうやら一番手っ取り早いようだ。





 追伸

 上記のことでもう一つ。

 私の師匠は漢方薬も扱うが、生薬の組み合わせで時々
 「温める性質の」薬と「冷やす性質の」薬を混ぜて使用し、
 効果をあげる場合もあるらしい。

 
 臨床の世界はなんと不思議だろう。



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